平成30年度中央学術研修会 事業報告

平成30年度中央学術研修会

今年度の中央学術研修会では70名以上の参加者の中、愛媛県立中央病院漢方内科主任部長の山岡傳一郎(やまおか でんいちろう)先生をお招きし『不健康寿命を減らすための伝統医療』~ 二千年前の医学書『素問霊枢(そもんれいすう)』を現代に活かす ~と題して、古来から現在に至るまで伝わっている東洋の医療についてつぶさにお話頂きました。平均寿命の間で健康寿命が男性9年、女性12年という短い期間であることを踏まえて、「治せない患者さんはいるけれども、ケアできない患者さんはいない。」という名言で患者と施術者の関係を示唆し、恬淡虚無(てんたんきょむ~健康増進に関する伝統的な智慧。心が物欲や名誉欲に束縛されずに自由であること)「恬淡虚無なれば、真気これに従う」という言葉で締めくくられました。また、質疑応答の中で「ちっき と じじゅう(一方は変えない・曲げない。一方の使わないといけない手はいつも自由にしておくという意味)」という言葉を用いて、東洋医学の陰と陽を述べられ、伝統医療と現在の絆を学ぶことができ、充実した90分間となりました。これからも県師会では、皆様を積極的な参加に導けるよう濃厚な内容でお送りしていく所存ですので、皆様、宜しくお願い致します。